「手作りリキッドソープ」の醍醐味と言えばシャンプー!
間違いなく虜(とりこ)になる!ハズ 毎日のお手入れにしても家事、掃除に使う洗剤にしても液体の洗浄/洗剤、つまりリキッドソープをお使いの方はたくさんいると思います。
特にシャンプーやボディシャンプーは圧倒的に液体のタイプですよね。
さあ、あなたは
固形石けんで髪を洗ったことはありますか?
手作りの石けんでしたか? 一般的な石けんでしたか?
市販の石けんシャンプーで髪を洗ったことはありますか?
手作りのリキッドシャンプーで髪を洗ったことはありますか?
もしなんらかの石けんシャンプーを使ってその虜(とりこ)にならなかったとしたならば きっと使った石けん/石けんシャンプーが良くなかったか、良さを実感する前に髪を洗い流したときの違和感、つまり「きしみ」に驚き止めてしまったかのどちらかなのではないかと思うのです。
私の場合、通常は手作りの固形石けんで髪を洗います。
もちろん手作りのリキッドソープでも髪を洗います。
固形石けんを使って髪を洗うと肌を洗ったときよりもダイレクトにしかもすぐに石けんの特徴を理解できるので研究(?)の意味でも髪に使います。
研究の意味がなくとも現段階では固形石けんでのシャンプーが好きなのですが・・・。
自分でつくった石けんはもちろんですが市販されている石けん、ハンドメイドソープ-自然派石けんと言われるもの、海外で人気のココナッツソープなどなど 自分の石けんとの比較、勉強のために肌も髪も洗ってきました。
私が作りたい石けんはやはり 肌や髪にとって優れた効果の感じる石けんです。
多くの石けんを試していると微妙な違いを感じ取ることができるようになります。
まだまだ勉強中ではあるのですが 1点、使用感の良い石けんの条件が分かってきました。
これもよく言われていることではあるのですが体感した内容です。
「金属石けん」をご存知でしょうか?
「石けんカス」と言われているものです。 水の中に石けんの泡を落とすと白くカスが残ることがありますよね。
これです。石けんの成分が反応して石けんカスをつくります。石けんカスの量にも差があります。
いくつかの条件はあるのですが特にステアリン酸という成分の量に影響を受けます。
ステアリン酸は出来上がりの硬さや溶けくずれを防ぐため、泡立ちの持続など良い部分はもちろんあるのですが冷水に溶けにくく石けんカスをつくり出します。
シアバターやココアバター、牛脂などに多く含まれます。
「シアバター」って極上なお手入れによく使われます。はい。とても良いと思います。良い部分と良くない部分があります。
石けんカスを多くつくり出すという特徴が 特に髪を洗う時に不都合です。誤解なきように。
また石けんカスである金属石けんが全くないことが良いということでもなく、多すぎる金属石けんが良くないようだということです。 金属石けんができることで石けんならではのさっぱり感、爽快感なども得られる仕組みがあるようなので量の問題なのだと思います。
「石けんカス」ができてしまうと洗い流すのが難しく、それが髪に残りすぎると「きしみ」が強く感じられ、こんなシャンプーは使いたくない!となってしまいます。
「石けんカス」を中和するのに「リンス」特に「酸性リンス」を使います。・・・が私にとって良いリキッドソープシャンプーは「酸性リンス」も不要なものです。
もしこれまで市販のリキッドソープシャンプーや固形石けんによるシャンプーで「きしみ感」が強かったとしたら石けんカスが多く出るものだったのではないでしょうか?
私の経験ですと 髪の洗い上がりが気持ちのよい石けんは見た目には石けんカスがほとんどでないようです。
そんな石けん、リキッドソープに出会ってくださいね。
洗い流した時の「きしみ感」
これがもう一つのハードルです。
最初は驚きますよね。
市販のリキッドシャンプーはツルーン、ヌルーンと洗い上がりますから。
洗い流した時ヌルーンとした感じをしっとりしたと思ってしまうんですよね。
私は石けんシャンプーに意気込んでとりかかりましたから「きしみ感」は承知の上で最初は手作りの酸性リンスを使ってお手入れをしていました。
ただしばらくするとちょっと面倒になってきたと言いますか、「酸性リンス」がなくても良い状態が続き、シャンプーのみで終わらせるようになってしまったのです。
おそらく石けんシャンプーに髪や地肌が慣れていくのだと思います。
きちんと記憶していないのですが1〜2,3ヶ月でシャンプーのみで問題なく過ごせたと思います。 (とても幅がある書き方ですよね。使ったり使わなかったりの頻度が二次曲線なみにシャンプーのみになりました。)
最初は面倒でも「酸性リンス」を使ってみてはどうでしょう。
慣れれば要らなくなると分かっていれば楽なものですよね。
またこれまで使っていた市販のリンスを少量だけ使ってもいいと思いますよ。
最終的には必要なくなりますので。
・酸性リンス(ハチミツリンス)
・酸性リンス(ビネガーリンス)
虜(とりこ)にさせるシャンプーとは!
「髪をしっとりさせるものって 極上パックやコンディショナーだと思っていました。」
もっと若い頃は、海藻パックやホットパック、ちょっとお高いコンディショナーなどを試してみたものですがこんな充実感を感じられたことはありませんでした。
シャンプーだけでですよ!リンスもしません。
手作り石けん or 手作りリッキッドシャンプーで髪を洗うだけです。
髪にコシがあってツルツル。感触が気持ちよくてこの「張り感」を楽しむように触ってしまう。
翌朝、寝起きの髪がスタイリングしたかのようにまとまっている。
この感触を得た時、こんなにも違うものかと感激しました。
この感触は「超・極上」の特別の石けんの場合です。私が作っている石けんでも全てこの感触になるわけではないのですが。
ただ可能性が見えました。もっと確信をもてるレシピになったらお知らせしますね。
ご安心を!
手作りの石けんシャンプーやリキッドシャンプーで髪を洗うと市販のシャンプーにはない「極上感」が味わえます。
石けんシャンプーをすると頭皮がスキッとします。
先ほど市販のシャンプーをツルーン、ヌルーンと表現しましたがこれって頭皮に成分を残しているんですよね。
髪の滑りを良くするための成分も残すわけですから。
この成分が残って指通りが良いことと乾いた後の髪の状態が良いこととは別なんですよね。
石けんシャンプーはとてもスッキリします。
洗い上がり後、頭皮から水滴がコロンコロンと落ちてきます。今までの市販のシャンプーがなんとべたついていたのだろうと感じることでしょう。
「きしみ感」と書きましたが洗い流している時に多少指通りが制限されるものの、良いソープであればひどくきしむこともりません。
無理に指を通そうとせずにもみ洗いのイメージで流すのがコツです。
良いソープですと髪がふっくらと弾力をもったようになります。
タオルドライした後はさらに頭皮がすっきりしていることを感じます。
また (これはやってはいけないのかもしれませんが)目の詰まった薄いコームで髪をとかせるほどになります。
さっきまでの「きしみ感」がなかったかのように とても柔らかく指通りの良い髪になります。
とても気持ちのよいものです。
ですから洗い流す時だけ若干のきしみを許すことができれば こんなに優れたシャンプーはないと思うのです!
私は比較的コシのない髪で枝毛にも悩まされた時期もありました。石けんでのシャンプーにしてから本当にハリがでて しかも柔らかくなりました。
(もちろん加齢による髪質の低下はあるのでしょうが)これまでで一番良い状態なのではないかと思っています。
頭皮のお手入れは顔、デコルテ、手先まで影響がでるそうです。
吹き出物などのトラブルも頭皮を快適にすることで回復に向かうようです。
髪だけではなく上半身の肌のお手入れになるなんてやりがいがありますよね。
手作り固形石けんシャンプー&手作りリキッドシャンプー のコツ
・泡を水に浮かべた時に石けんカスがでにくいタイプのものを選ぶ。 (できるだけ適した石けんを見つけることは大事です。
1、2度の使用感で諦めずにゆっくり取り組んでみてください。)
・洗い流す時の「きしみ感」は酸性リンスで中和。
・「酸性リンス」は1〜3ヶ月を目安に。不要になればなくてもよい。
また ソープの量ですがあまり少ないと「きしみ」を感じながら洗うことになりますので泡が十分でるくらいの量を使った方が良いようです。
かなり泡立ちます。泡が両手一杯になるくらい簡単に泡立ちます。
固形石けんはお湯で髪も石けんも濡らした後 直接頭皮を石けんでなでるようにして泡立てます。
(この時も硬すぎない手作り石けんはすぐに泡立ってくれるのです。)
こちらもモクモクと泡を立てます。
泡立ちにくいと言われている手作り石けんですが髪を洗う時、とってもよく泡が出ます。
肌の成分を取り除きすぎる石けんだとこのたくさんの泡によって手がカサカサになってしまうのですが 手作りの石けんは逆に手が潤うような感覚です。こんなところでも私の「良い石けんかどうかチェック」が入ります。
あー本当にこの気持ちよさ、味わってほしいです。
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