手作り石けん&化粧品で肌にも心にも嬉しいお手入れを!自分の好きなカラーを楽しく探す【口紅(グロスタイプ)】

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【口紅(グロスタイプ)】

自分に合うカラーを探す。チャレンジしたいカラーを気軽に試す。手作りならではの楽しみ。

材料

[A-リップのベース]
キャンデリラワックス 小さじ1/2
キャスターオイル(ひまし油) 小さじ2
[B-リップのベース]
グレープフルーツシードエクストラクト(GSEと省略:保存材) 1滴
グリセリン 1滴
[C-リップの色づけ]
ピグメント 小さじ1/2
(色素のもと。色材やカラーラントと言う場合もあります。
作りたいカラーによって用意します。)

例えば・・・
ローズピンクなら
レッドマイカ 小さじ1/4
ホワイトパール 小さじ1/4
を混ぜて使います。

準備するもの

・湯煎用なべ
・耐熱容器(ビーカーなど)
・計量スプーン/耳かきサイズのもの(ミクロスパーテル)もあれば便利
・かき混ぜるためのガラス棒かスプーン
・保存するための容器

作り方
  1. まず 口紅のカラーである[C]のピグメントの準備をします。
    ピグメントを混ぜ合わせて お好みのカラー用意しておきます。
    リップのベースと合わせると色はぐっと濃くなるので薄めのカラーで。
  2. [A]を耐熱容器に入れ 小さい鍋で湯煎をし、完全に溶かします。
    (電子レンジで30秒ごとにかき混ぜ 数回繰り返してもできます。)
  3. [B]を混ぜ合わせます。
    (GSEは水分にしか溶けないので 水分にも油分にも溶けやすいグリセリンに溶かしておきます。
    また2滴分と少量ですのでコンパクトに混ぜ合わせましょう。)
  4. [2]に[3]を入れ 混ぜ合わせます。
  5. [4]に[1]の色材を入れて混ぜ合わせ 容器に移せば出来上がり。
保存法

3ヶ月〜6ヶ月。
グレープフルーツシードエクストラクト/GSEは天然の防腐剤ですので加えておくと少々保存期間は延びます。
ただ雑菌を殺す作用はないので 唇と口紅をリップブラシで往復しているうちに雑菌が入ってしまう場合もあるでしょう。
万能ではありませんので少量を作って早めに使い切る方が良いと思います。

使い方

通常の口紅として。またグロスのようにお手持ちの口紅に重ね付けしても楽しめます。

ポイント&コメント

口紅って私の印象だと 1本使い切ることがほとんどなかったように思うのです。
いろんなカラーを使いたいし、流行の色も自分の使いたい色も変化していくので 少量でいいと思っているのです。
この手作り口紅は材料さえ揃えられれば とても簡単。
カラーも思った通りの色ができなかったら何度でも作りなおしていくことができるのですよ。
絵を描くとき、絵の具で色を作っていくような感じです。

ピンクの口紅と一言で言っても様々なピンクがありますよね。
赤が強いピンク。パール感の強い白っぽいピンク。オレンジを少し入れてコーラルピンク。
色材を組み合わせていけば いろいろと作っていけますね。
だから最初は少量作り 自分の唇の上にのせてから試行錯誤したほうが好みの口紅を作ることができます。

上の口紅の写真はちょっと濃い色に映っているかもしれませんが 唇に塗ると少しグロスっぽい透明感と艶がある口紅に仕上がっていて満足の質感になりました。

口紅のベースとなる材料について いくつか代用できるものもあるのですが キャンデリラワックス+キャスターオイル(ひまし油)の組み合わせがGoodだと思うので 揃えることができれば 一度このレシピを試して下さいね。

ミツロウ、ホホバオイルなどをベースに作ることもできますが 湯煎から外すとすぐ固まってしまい扱いづらいのと、唇に色がのってくれないのでそのレシピは載せませんでした。これらの材料はリップクリームを作るときの方が向いているようです。
【リップクリーム(潤いタイプ)】のレシピ


カラーについて
ピグメントといって色材/カラーラントといった色のもとになる粉末を使います。

単色でももちろん使えますがいろいろと混ぜて自分のオリジナルカラーを作れるのが醍醐味ですね。
この材料はアイシャドーやチークなどにも使えますので数種類そろえても楽しめます。

私は鮮やかな色にパールなどを加えて艶のあるグロスよりのものを作ります。

このレシピではマットタイプの口紅というよりもグロス口紅になります。

耳かきサイズの量を少しずつ合わせて色を作ってみて下さいね。




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