手作り石けん&コスメで肌にも心にも嬉しいお手入れを!手作り石けんで「本当によい石けん」を作るための材料。基本の材料はこの3つ。

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【手作り石けん -基本のレシピ- 材料を準備しましょう】

「石けんって何でできているの?」

【油】・【苛性ソーダ】・【精製水】
基本はこの3つでOKなんですよ。

「油で石けん?」
私が初めて手作り石けんを知った時の疑問でした。
「油で泡?アワ?」「油で汚れが落ちる?」と 
とにかく疑問だらけ。

でも とにかく、油と苛性ソーダを合わせると石けんになります。
油脂であればバターでも天ぷら油でも石けんができます。

油が「けん化(鹸化)」という化学反応をすると石けんになるのですよ。


手作り石けんのベースとなる材料はたった3つ。
こちらをマスターすれば、自分好み香りをつけたり、肌タイプに合わせた油を選んだり、ハーブやクレイを加えたりすることで 様々な石けんを作ることができますよ。


基本材料 3つ
オプション -香りをつけたいときは-
オプション -肌タイプでバリエーションを広げたいときは-

いろいろなオイル、香りやバリエーションを広げる時に使う素材の詳細は「材料アレコレ」を参考に。


基本材料 3つ /【油】・【苛性ソーダ】・【精製水】

・油(油脂)

石けんの特徴を決めるのは油です。

美容効果の高い、肌に良いオイルか?
洗浄力の高いオイルか?
泡立ちの良いオイルか?
型くずれのしにくいオイルか?

多くの要素が 油の種類や油の組み合わせ、配合で変わってきます。

自分の肌にピッタリの石けん、台所や洗濯に使う石けん、髪を洗う石けん・・・など目的に合わせていろいろと作ってみてください。

まず、基本の「オリーブオイル石けん」ですね。

泡立ちは控えめですが、肌に良いオリーブオイル100%の「オリーブオイル石けん」は一度は作ってみたい石けんですよね。

油も手に入りやすいオリーブオイル1種類でOKなので トライしやすいでしょ。

さて、オリーブオイルを買う時、「エキストラバージンオイル」と「ピュアオリーブオイル」のどちらがいいの?と迷いませんか。

一番搾りの「エキストラバージンオイル」の方が高級そうで 肌にも良さそうなイメージ。
と思いがちですが 石けんを作る場合は「ピュアオリーブオイル」の方が良いそうです。

保湿成分のスクワレンという成分も多く含んでいるし、けん化(油から石けんになる化学反応)しやすく、石けんづくりに向いているのです。

ですので、他の植物油との混ぜ物ではなく、100%の「ピュアオリーブオイル」を用意しましょう。

他のオイルを使ったものは それぞれのレシピを参考にしてください。
オリーブオイル以外にココナッツオイルやパームオイルなどの油やカカオバターなどの油脂を組み合わせて様々な石けんを作ることができます。

もし5種類のオイルを揃えられるんだったら 作りやすさや泡立ち、潤い感などとてもバランスのとれたオススメのレシピがありますので初めての手作り石けんとしてチャレンジしてみてください。きっと素晴らしい石けんになるはずです。

 → 椿油しっとり石けん

   

・苛性ソーダ

苛性ソーダは別名 水酸化ナトリウム。「劇薬」指定です。

などと書くと ちょっと手が出しにくいでしょうか?

扱いに細心の注意を払えば 怖いものではありませんので購入してみましょう。
苛性ソーダがないと本格的な石けんをつくることはできません。

薬局へ印鑑を持って行きましょう。
お店の人に伝えたら、出してきてくれます。

だいたい400〜500gで400〜1,000円くらいだと思います。購入先や品質で幅があるようです。

   

・精製水

苛性ソーダと油を混ぜやすくするために 苛性ソーダ水溶液を作るために水が必要です。

「水道水やミネラルウォーターで代用できないか?」と考えてしまいますが 中に金属分やミネラルなどが多いと、反応を邪魔してしまうことがあるので 石けんづくりでは精製水を使った方がよいです。

精製水は薬局で500ccのボトルが100円前後で売っています。


オプション -香りをつけたいときは-

・精油
(エッセンシャルオイル)

手作り石けんに好みの香りをつける時に使います。

香りのアロマテラピーで リラックス効果、美容効果、アンチエイジング効果・・・さまざまな効果も期待できます。
香りで選んでもいいですし、効果から決めていくのもよいですね。
揃えるのが大変だったら まずは1種類。
興味がでてきたら 数種類のエッセンシャルオイルを混ぜて使うと、香りにも奥行きがでますし、アロマテラピー効果も相乗作用がでて 楽しむことができます。


オプション -肌タイプでバリエーションを広げたいときは-

・ハーブ/
・生薬/
・植物

ハーブは私たちに様々な恩恵を与えてくれます。
ハーブティーなどで飲む以外に肌に直接付けることでも その恩恵を受けることができます。

 カモミールやラベンダーといったハーブを思い浮かべることが多いと思いますが、シソの葉やユズの種などの生薬、植物も 乾燥させて成分を抽出し、化粧品や石けんに使うことができます。

   

・クレイ

クレイとは粘土の総称。
クレイパック、泥パックなどを耳にしたことがあると思いますが、エステでも使われるようにクレイは美容のためによく使われます。

種類も多くありますが、基本的には クレイの成分が吸収力に優れているため 高いクレンジング力があることが特徴です。
クレイだけのパックももちろんですが 手作り石けんに混ぜて使うこともできます。

クレイは水に流して配管がつまったりしないものか?
と心配しましたが
つまることはなく、むしろ、すべての汚れに吸着してきれいにしてくれ、河川も海も汚さず、自然に土に帰るそうです。
安心して積極的に使えますね。

   

・食品

小豆や卵、はちみつ、黒砂糖など普段食べているものを石けんに使うことはよくあります。
洗浄効果をあげたり、保湿効果をあげたり、肌質に合わせて石けんに混ぜることができます。

   

・その他

シルクや炭などを使い、石けんを作り 美肌効果を得ます。


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